高精細な3D画像最新鋭CTファインキューブ導入!
平成27年3月22日、ついに ( 株 ) ヨシダ社製の 最新鋭CTファインキューブ を導入しました。
従来のレントゲンでは分からなかった骨の厚みや量、歯の根っこにある病巣や破折の状態、歯の神経の形や根幹の数、上顎洞の状態や顎関節の状態まで正確に診断することが可能となります。
豊富な3次元データを高速処理し、詳細な3D画像を、見せることが出来るようになりました。
これで、高度治療が安全・安心に受けて頂けます。
また、豊富な情報を元に、患者様にとっても、チェアーサイドでわかりやすく、治療説明をすることが出来ます。
尚、CTでの診断撮影は、一部保険でも認められるようになりました。
特徴1. 高精細な3D画像~自分の骨の状態がわかる
ファインキューブではセンサの能力を最大限に引き出すためにvolumeを細かく分割しています。
volumeをXYZ方向にそれぞれ512分割しており、このときのスライスピッチは、標準撮影で147μm、高解像度撮影で101μmです。
3D画像をリアルタイムに自由に動かすことができるので、骨の形態や奥行きを容易に把握できます。
そして、ウィンドウレベルを操作することで、下図のようなさまざまな画像も簡単に得ることができます。
今まで自分の骨の状態を知ることができなかった患者さんにとっても、ひと目で理解することができ、新しいコミュニケーションツールとしての活用もできます。
特徴2. 正確な画像診断~リアルタイムで確認
画像を確認するためのクロスバーを自由に動かし、角度もリアルタイムに変更することが可能です。
クロスバーとは2D画面内に表示されている十字の線です。
この線が各断層位置に対応しています。
線の位置や角度を変更することにより目的断層の抽出を簡単に行えます。
また、下図のような撮影画像に垂直な断層画像だけでなく、歯牙に対して垂直な断層画像もリアルタイムで確認することができます。
特徴3. 高性能VIEWER~さまざまなデンタルソフトウェアと連携
数々の機能を装備したデンタルソフトウェアを搭載し、様々な角度からの詳細な審査・診断を可能にしました。
撮影終了後、数分で自動的に画像が完成するので、すぐに画像を確認することができます。
ファインキューブのviewerはDICOMをサポートしているので、簡単な操作でDICOMの入出力が可能です。
出力したDICOMは、他の治療計画ソフト等で利用することができます。
特徴4. コンパクトCT
特徴5. 低被爆線量~体に優しいCT
医科用CTに比べて約1/10という被爆線量で、体に優しいCTです。
- 当クリニックCT撮影の被爆線量撮影1回につき:0.059mSV
- 胸部CT撮影(医科用CT)1回につき:6.9mSV
- 東京・ニューヨーク間を旅客機で往復した場合に受ける線量: 0.2mSV